価格の考え方
価格の考察
外資系化学メーカーは一般的に日系と比較して利益率が高いのですが、以下理由考えてみました。
: 儲からない製品は辞める→外資系化学メーカーは儲からない(会社としてターゲットとしている利益率に満たない、もしくは市況の煽りをすごく受ける)製品は辞める もしくは事業部ごと売却します。日系の場合はパイプラインでつながっているため、判断が遅くなる もしくは辞めれないケースがあります。
: 人員の効率化→外資系化学メーカーでは、日系と比較して営業マン一人当たりの予算・利益が大きい=人件費が安い
: 価格をナフサ連動にせず市況バランスで決定する→場合によっては原油価格が安くなろうが日系より値下げをせず採算を維持する
: 強い製品は1-2年に一回は適当な理由で値上げする→もともと高い採算性をさらに高くする
: 黒字であってもリストラする→日本ではできないことで、常に利益フォーカス
: 株主の力が強い→目標達成できないとCEOも株主からクビの圧力かかるので、必死に頑張る(日系では考えられないですね)
: 偉い人はストップオプションで株を貰えるので、高い株価維持を狙う→例えば1万株もらっても一株20円より100円で売りたい、高い株価維持するためには常に目標達成して株主からの信頼を得ることが重要
まあこんな感じで大変ですが できる人にはいっぱい仕事させて出世・報酬で報いるので従業員はなんだかんだでがんばります。